こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です。新成人の皆さん!寒さに負けずがんばっていますか?久しぶりの「あおウン」はそう、お年頃の新成人の皆様を苦しめる「親知らず」退治に欠かせないアレです。
「はあ~い、じゃあ抜きますね~」右手に持ったアレがキラリと鈍い光を放つ・・・ 「まさかアイツでいくんじゃないだろうな・・・(°°)」「は~い、ググっと力が入りまあ~す」
「やっぱりそれか~★!!(º µ º)!!☆」
・・・失礼しました(笑)。抜歯、つまり歯を抜く時に使う道具、それが抜歯鉗子(ばっしかんし)です。そう、皆さんの身近にあるアレにそっくりですよね?そう、「ペンチ」です!記録によると人間は旧石器時代から歯を抜くという行為を行っていたようです。14世紀頃のヨーロッパでは歯科医が町々を廻って歯みがき粉を売り歩くかたわら抜歯を行っていたそうです。現代の常識で考えるとちょっと遠慮したいですよね。その頃の抜歯鉗子は・・・

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・・・とこのようなものだったらしいです。はい、どうみてもペンチです(笑)。現代歯科学ではもちろん進化していて、しっかりと歯をつかみ、かつ周囲の歯にダメージを与えずに抜歯ができるようにさまざまな形態のものが開発されています。見た目は物騒ですが、目的の歯のみを抜歯するのに、これ以上愛護的な方法は無いというくらい優れた道具なのです。(ˆーˆ)
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あおぞら歯科クリニック