こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です。

もうまもなく2010年も終わろうとしています。

皆さんにとってこの年は
どのような1年でしたか?

私個人の話で大変恐縮ですが
今年は家族に新しい仲間が加わり、
忙しくも充実した1年であったと思います。

今年も無事に診療を行うことができ、
ご来院いただいた患者さんはもちろん
支えてくれたスタッフたちにも
感謝の気持ちで一杯です。

さて、そんな今年最後を飾るのはもちろん

「今日のMI」。

・・・そう。

「ラスト・MI」。

010.jpg

もはや21世紀のMIの立役者として
なくてはならない素材が
「コンポジット・レジン」であることは
このブログをお読みいただいている方には
周知の事実であろうかと思います。

虫歯が小さな部分に限定されていれば
耐久性的には金属製の詰め物に
比類するレベルになってきていると思います。

しかし問題となるのは
「どこまで歯の解剖学的な形を回復できるか」
ということです。

人間の歯は
機能に裏付けられた
まさに芸術的な形をしています。

image6.jpg

神が与えたこの芸術を
人の手によって修復すること自体
自然に逆らう蛮行なのかもしれません。

これらの形状には
1つとして無意味なものはありません。

つまりこれを正確に再現しなければ
機能は損なわれるということです。

復元に際して参考になる
もともとの形態がわかれば
ある程度の修復は可能です。

S3.jpg

さて、この大臼歯には虫歯があります。わかりますか?

caries.jpg

レントゲン上では歯の間に黒い影が確認できます。

S6.jpg

虫歯を除去していきます。

S7.jpg

コンポジット・レジンで修復します。

一見簡単そうですが、隣との接触やなだらかな隆起を
回復しなければならないClassⅡケースです。

このレベルであればコンポジットレジンでも
ある程度の予後が期待できると思っています。
もちろんEvidence Basedで。

しかし大幅に歯の質が失われているケースでは
この方法は難しいでしょう。

神がつくりたもうた形態を
口腔内で短時間に、しかもフリーハンドで
復元するには無理があるからです。

あなたにはビーナスの両腕を
完全な形にしてみせる自信がありますか?

image miro.jpg

あおぞら歯科クリニック