都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.526
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
職業の給与、成長率、求人率、ストレスレベル、
ライフワークバランスなどを考慮して決める
アメリカ版「いい職業ランキング」が
U.S.NEWSから発表されました。
それによると、よい職業の第一位は
なんと!!
歯科医師なんです!!!
しかも内科医やIT関係といった
ゴールデンジョブを押さえての堂々の一位。
驚くのは第五位に
歯科衛生士もランクインしていること。
アメリカは審美歯科の本場。
当然「美」にたいする探究心はハンパではありません。
そしてそれを職業とする「美容外科医」や「審美歯科医」も
自ずと高い社会的地位を与えられています。
翻って日本の歯科事情はどうでしょうか。
巷にはまことしやかに歯科医師過剰論がはびこり
ニュースになるのは政治献金問題などの醜聞ばかり。
こんな情報ばかりを聞かされて
はたして優秀な若者が歯科医を志してくれるでしょうか。
優秀な人材が集まってこない業界は
早晩衰退を余儀なくされます。
日本の歯科界はもう終わったのでしょうか?
ここにひとつ面白いデータがあります。
国民1000人あたりの歯科医師数は
アメリカ:1.53人
日本 :0.74人
つまりアメリカの方が明らかに歯科医が「過剰」です。
加えて言うなら
この日本の数値はOECD諸国の平均でしかありません。
本当に歯科医師は過剰なんでしょか?
私はそうは思いません。
昨今は定期検診に訪れる方の数が大きく増えました。
それと反比例するように
治療の必要なケースが徐々に減ってきています。
コレが意味する所は
だんだんと人々の、そして社会の歯科医院に対する要求が
変わってきているということです。
それでも日本における
定期検診の定着率はわずかに10~15%程度と言われています。
もしも今まで定期的な歯科検診を受けていない方々が
今後欧米並みに定期的な受診をするならば…
本当に歯科医師は過剰なんでしょうか?