こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です。

先日は神奈川県歯科医師会主催の
在宅診療推進講習会の最終日でした。

日曜日を使って行われたこの講習会もついに最終日。
相互実習で締めくくりとなります。

この日は昭和大学歯学部スペシャルニーズ口腔医学講座の
弘中教授による嚥下内視鏡(VE)の実習からスタート。

在宅研修

健康に暮らしているうちは想像もできないと思いますが
脳血管障害の後遺症や高齢による虚弱(フレイル)などで
食事の飲み込みがうまくいかず、本来は食道に流れていくものが
誤って気管に落ちて行ってしまう、いわゆる
「誤嚥」が大きな問題になっています。

この誤嚥は命に関わる重大な疾患「誤嚥性肺炎」を招くため
うまく嚥下ができない方は、鼻からチューブを通したり
やむなく胃に直接栄養を送る「胃瘻」を取り付けたりして
栄養を摂取することになります。

でも、サポートする人たちの少しの配慮やリハビリで
自分の口からもう一度食べることができる方がいるのも事実です。

しかし、その方が自分の口から食事をとることができるかどうか。
その診断は容易ではありません。

なぜなら誤嚥は命に関わる重大な問題だからです。

自分のお口から食べてもらいたい。
好きだったあのおかずを食べさせてあげたい。

その思いを実現するために必要なこと。
それは現状を正しく診断し、適切な対処をすることです。

一口に誤嚥といっても様々な原因、要素があります。
その原因を克服することができるのか否か。
そこには正確な診断が不可欠です。

VE検査は万能ではありませんが
正しい診断の一助となる強力なツールです。

あおぞら歯科クリニックでは
在宅での訪問診療に力を入れております。

みなさんが住み慣れた社会の中で
自分らしく暮らしていける。

そんな社会を目指して
微力ながら頑張っていきたいと思っています。

食事の時にむせてしまう
原因がわからないがずっと発熱が続いている
歯医者さんにいきたいけれど一人では通えない

そんな症状でお困りの方は
あおぞら歯科クリニックにご相談ください!

あおぞら歯科クリニック