こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長池田智之です!

インプラント治療は今日の歯科治療になくてはならないものとなりました。
これは米国において、保険会社の多くが求める欠損補綴の第一選択が
インプラント治療になっているのをみても明らかです。

確かに他をもって替えがたいインプラント治療ではありますが
顎の骨が極度に狭窄していたり、外科的な侵襲が禁忌である場合など
インプラント治療を諦めざるを得ない患者さんがいるのも事実です。

そんな時、いわゆる取り外し式の「入れ歯」は
半ば「諦めの代名詞」として扱われてしまうのも
やむを得ないことかもしれません。

院長は医科歯科大の大学院時代には
「摂食機能構築学講座」で臨床と研究を行っていました。

なんじゃそりゃ?と思いますよね、たぶん。

ひらたくいうと「取り外し式入れ歯の外来」ということです(笑)。

そこではありとあらゆる種類の入れ歯を作成しました。
今でこそよくみるようになった「チタン製の入れ歯」も
技工作業が超絶難しく、何度も何度もキャストしたのを思い出します。

入れ歯はインプラント以上に先生の「個性」が出るように感じます。
まるでヴィンセントの配管のような複雑なキャストパーシャルや
シルバニアの小物のような細かなヒンジを持つリーゲル
技工士泣かせのテレスコープなどなど…

私は”シンプルな入れ歯”が好きです。
なぜなら破損が少なく、審美的で装着感が良いからです。

通常、このような後方の奥歯が欠損している場合
残った前歯に金属の「金具」をかけて入れ歯を留めるわけですが
これが見た目にも装着感的にもよろしくない。

そこで私が好んで使うのがこの「アタッチメント」。

どうですか?とてもスッキリしていて
「入れ歯」を感じさせない作りになっていますね。

あおぞら歯科クリニック