こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!


「今日のMI」。

・・・もう忘れました?

・・・MI。

そう。

マサチューセッツ工科大学。

・・・ふざけ過ぎだとよくおこられます。

さて、長い間歯の違和感を感じていた患者さん。
歯もぐらぐらしていて何かおかしいとのこと。
レントゲン画像では歯の周囲に
骨が破壊されたと思われる黒い影がうつっています。

P1-crop.jpg

ここまで骨の破壊がすすんでいると
歯を抜いてインプラントに・・・
といった物騒な声が聞こえてきそうです。

しかしこういったケースでは
まず第一選択は「根管治療」です。

根管治療」は根の内部を消毒して汚染源を取り除き
その結果として周りの組織を治癒に向かわせる治療。

このケースは言ってみれば河の上流にある工場から
汚染物質が垂れ流され、河口付近が公害に
苦しんでいるような状態です。

河口付近をいくら浄化しようとしても、
肝心の汚染源である工場を叩かないことには
公害は解決しないでしょう。

このケースは
河口付近の公害(黒い影)は大きいですが、
年齢が若く、また根管治療自体がはじめてという
好条件が重なったため
汚染源である工場(歯の内部の神経組織)を
しっかりと取り除けば、予後のいいケースです。

P3-crop.jpg
 

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あおぞら歯科クリニック