都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.141
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
「今日のMI」。
・・・もう忘れました?
・・・MI。
そう。
マサチューセッツ工科大学。
・・・ふざけ過ぎだとよくおこられます。
さて、長い間歯の違和感を感じていた患者さん。
歯もぐらぐらしていて何かおかしいとのこと。
レントゲン画像では歯の周囲に
骨が破壊されたと思われる黒い影がうつっています。
ここまで骨の破壊がすすんでいると
歯を抜いてインプラントに・・・
といった物騒な声が聞こえてきそうです。
しかしこういったケースでは
まず第一選択は「根管治療」です。
「根管治療」は根の内部を消毒して汚染源を取り除き
その結果として周りの組織を治癒に向かわせる治療。
このケースは言ってみれば河の上流にある工場から
汚染物質が垂れ流され、河口付近が公害に
苦しんでいるような状態です。
河口付近をいくら浄化しようとしても、
肝心の汚染源である工場を叩かないことには
公害は解決しないでしょう。
このケースは
河口付近の公害(黒い影)は大きいですが、
年齢が若く、また根管治療自体がはじめてという
好条件が重なったため
汚染源である工場(歯の内部の神経組織)を
しっかりと取り除けば、予後のいいケースです。
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