こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!

突然ですが

「あおウン」

覚えていますか?

・・・え

忘れた?

ですよね~。
でも皆さんのご希望とは関係なく
かってに「あおウン」すすめますね~(笑)

さて皆さん、ここでひとつ問題です。

野生動物はなぜ歯を磨かないのに
虫歯にならないかご存知ですか?

①虫歯になる前に寿命がくるから
②意外にちゃんと歯を磨いているから
③草や石を一緒に食べるから

・・・はい、どうみても③ですね(笑)。

そう、野生動物は食事のさいに
草や石などを一緒に食べます。

そういったものが、いわば自動的に
歯を磨いてくれているわけです。

コレを専門的には

「自浄作用」といいます。

人間の祖先である猿人の化石を見ると
奥歯が極端にすり減っているそうです。

しかし人間がを使うようになってから
状況は一変します。

食料を「加工」・「調味」するようになったのです。
特に加熱により食物がやわらかくなることは
虫歯の発生にとっては致命的な革命と言えるでしょう。

したがって、人と暮らすようになった動物は
虫歯になるものもいます。

いつだったか多摩動物公園に行ったとき、
ゴリラ(?)の実物骨格標本を見ると、
見事に下顎の骨におおきな穴が開いていました。

歯科医であれば、誰もが見た瞬間に
虫歯で神経が死んでしまった時にできる
「根尖病巣」の痕であることが分かるでしょう。

案の定、標本の説明書きには

「晩年は虫歯に苦しめられ・・・」

と書いてありました。(・ω・;)

そして先日、ネット上に気になる記事が・・・

なんと!!
インド南部ケララ州の州都ティルバナンタプラムで
歯科医と獣医がコラボレーションで
ゾウの歯の根管治療をおこなったというのです!

マジすか?Σ(゚ロ゚;)

長さ50センチの牙を
根管治療したらしいです(笑)。

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・・・さすが。

インドではゾウは神様ですから。

あおぞら歯科クリニック