都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.146
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
突然ですが
「あおウン」
覚えていますか?
・・・え
忘れた?
ですよね~。
でも皆さんのご希望とは関係なく
かってに「あおウン」、すすめますね~(笑)
さて皆さん、ここでひとつ問題です。
野生動物はなぜ歯を磨かないのに
虫歯にならないかご存知ですか?
①虫歯になる前に寿命がくるから
②意外にちゃんと歯を磨いているから
③草や石を一緒に食べるから
・・・はい、どうみても③ですね(笑)。
そう、野生動物は食事のさいに
草や石などを一緒に食べます。
そういったものが、いわば自動的に
歯を磨いてくれているわけです。
コレを専門的には
「自浄作用」といいます。
人間の祖先である猿人の化石を見ると
奥歯が極端にすり減っているそうです。
しかし人間が火を使うようになってから
状況は一変します。
食料を「加工」・「調味」するようになったのです。
特に加熱により食物がやわらかくなることは
虫歯の発生にとっては致命的な革命と言えるでしょう。
したがって、人と暮らすようになった動物は
虫歯になるものもいます。
いつだったか多摩動物公園に行ったとき、
ゴリラ(?)の実物骨格標本を見ると、
見事に下顎の骨におおきな穴が開いていました。
歯科医であれば、誰もが見た瞬間に
虫歯で神経が死んでしまった時にできる
「根尖病巣」の痕であることが分かるでしょう。
案の定、標本の説明書きには
「晩年は虫歯に苦しめられ・・・」
と書いてありました。(・ω・;)
そして先日、ネット上に気になる記事が・・・
なんと!!
インド南部ケララ州の州都ティルバナンタプラムで
歯科医と獣医がコラボレーションで
ゾウの歯の根管治療をおこなったというのです!
マジすか?Σ(゚ロ゚;)
長さ50センチの牙を
根管治療したらしいです(笑)。
・・・さすが。
インドではゾウは神様ですから。