都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.247
こんばんは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
皆既月食の今宵
皆様いかがお過ごしですか?
今年はくっきりと見えそうな予感ですね。
我が家のお姉ちゃんはどうやらお月さまと”文通”しているらしく
ときどき窓にそれらしいお手紙が貼ってあるのです。
名前は「おつきん」というのだそうです。 ゚,_ゝ゚)ップ
可愛いですね。
おつきんが隠れたり、赤くなって怒ったりする様を
どう感じるのでしょうか?
さあ今夜も、つかみとは全く関係のない感じで
「あおウン」に突入したいと思います(笑)。
皆さんもよく聞く「歯石」。
歯石には実は2種類あります。
そう、善玉菌と悪玉菌のように・・・
歯ぐきのラインを境にして
それよりも上ほうに付く、目に見えているものを「歯肉縁上歯石」
歯ぐきの内部に隠れるように付くものを「歯肉縁下歯石」
といいます。
後者の「歯肉縁下歯石」というヤツがくせものです。
例えて言うなら
水面下の見えない船底にびっしりとこびりついた
フジツボのようなイメージ、といったら分かりやすいでしょうか。
歯肉縁下歯石はバクテリアの温床となり
歯周病の症状を加速させます。
しかしその正体は歯ぐきに隠れてなかなか見えないのです。
そう、「見えない」ことがポイントです。
我々専門家でも、うっかりすると見逃しかねないほど
歯ぐきの奥深くに隠れています。
かぶせ物が取れてしまったこのケース。
根の内部を調べるためにレントゲンを撮影してみると・・・
あります。わらわらと。
レントゲンには歯ぐきのような柔らかい組織は写りませんので
その下にある歯石がくっきりと確認できます。
もちろん患者さん本人には何の自覚症状もないです。
この段階で救うことができればセーフ。
このまま10年放置されたら・・・ アウトでしょう。