こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!

先日は母方の祖父母の法要で大阪にいってきました。

祖父母が他界してもう随分とたちます。

祖父は私が生まれる前になくなりましたし、
祖母とは当時離れて暮らしていましたので
幼い頃遊んでもらった遠い日の記憶しかありません。

それも母に言わせれば、
おもちゃかって欲しさに足腰の弱い祖母をあちこちと連れまわして
困らせたことが大半だったようです。

それでも新大阪から布忍の駅に着く頃には
おぼろげな昔の記憶が、それこそ30年ぶりぐらいで
よみがえってきます。

当時大きな道路だと思っていた家の前の道が
実は車もすれ違えない細い道だったことや

世代交代が進み、こざっぱりとキレイな新築が並ぶ中にも
あの頃からの建物が残っていたりと
時の流れの速さと、変わらぬものの安堵感という
相反する感情に、しばし時を忘れました。

法要.JPG

布忍駅の程近くのお寺に眠る祖父母に手を合わせ
翌日の法要に参加するため、叔父の家に向かいます。

結婚してからというもの
忙しさを言い訳になかなか大阪を訪れることもなく
子供たちを連れて行くのも無論初めてでした。

叔父一家と、近くに住むいとこの一家が
暖かく迎えてくれました。

いつも思うのですが、血のつながりとは不思議なもので
初対面であったり、数年ぶりであるにも関わらず
わずかの時間で旧友のように仲良くなる様は
まさに”血縁”を感じざるを得ません。

ひとしきり遊び、豪華な食事をいただいたあとは
お酒も入って昔話に花が咲きます。

親になって初めて分かることや
今だからこそ親に感謝したいことなど
気づくと昔親戚の叔父さん叔母さんが
当時の私に言っていたことを
親戚の子らに言っている自分がいました(笑)。

こうやって時代は巡っていくんでしょうね。

翌日の法要では母方の親戚が一同に集まり
それぞれの子供たちを含めると、まさに「一族」。

ともすると10年以上会っていないいとこや
初めてお目にかかる方もいて
話は尽きません。

それでもこうして皆大病もなく集い
近況を話し合い、楽しく遊ぶ子供たちの姿をみていると

祖父母が天国から我々を見守ってくれているのだと感謝するとともに
家族というものの素晴らしさ、尊さを改めて実感するのでした。

あおぞら歯科クリニック