こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!

インプラント治療に関してもっともよく聞かれる質問、それは

手術後は痛いですか?

これに尽きるような気がします。

症例によって施術範囲や術式も異なるため
もちろん一概には言えませんが
結論めいたことを申し上げると
「思っていたよりも痛みがないもんだ」というのが
多くの患者さんの意見です。

そもそもインプラント治療がこれほどまでに
市民権を得て、世界中で行われるようになった背景には
その治療術式が「規格化」されたことがあります。

すなわち「規格化されたドリル」を用いて
「規格化された穴」を開け
「規格化されたインプラント体」を
「マニュアルどおりのトルク」で入れる。

もっとも、骨の硬さやボリュームなどの個体要素で
経験からくる「チョッとしたアレンジ」が必要な側面も多いですが
基本は「再現性のある規格化された治療手技」だということです。

合板の家具をDIYで組み立てるとき
木ネジをねじ込むスペースにあらかじめ穴が開いているでしょう。
そこにめがけてねじ込めば誰でも簡単にねじ止めできます。

ところがまっさらな合板に
ムリヤリねじをねじ込むとどうなるでしょう?

・・・われますよね、たぶん。

組織のダメージは、ムリヤリ組織が引きちぎられたり
したときに最も大きくなります。

鋭利な刃物でスパッと切った傷は、概して治りが良いものです。
それに対して、ざくざくしたもので引っかいた傷は
治りが悪く、傷跡が残りやすくなります。

もちろん痛みの感じやすさは人それぞれです。
しかし、体は案外正直なものです。

あおぞら歯科クリニック