こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!

梅雨の晴れ間ですっきりした天気が続きましたね。

そんなときはそう、コレです。

「あおウン」ですね。

・・・え?

久しぶりなのにくどい?

私が力を入れているのが
コンポジット・レジンを使った「MI」治療であることは
当ブログでもたびたびご紹介してきました。

コンポジット・レジンの詳細は既出のブログを参照していただいて
この治療を選択する上でのクライテリアはズバリ!

隣の歯との接触が確保できるか

であります。

本来、歯と歯はある程度のテンションを保って並んでいます。
フロスなどを通すと、ちょっとキツイ抵抗感を感じますよね。
その感じが、歯同士の接触強さです。

虫歯は歯の接触点付近から発生することが多く
虫歯を取り除くということはすなわち
歯と歯の接触が失われる可能性が高いということです。

このことは、虫歯を取り除いた後、歯の形態を回復すると同時に
隣の歯との接触関係も回復しなければならないことを意味します。

ゆるゆるの接触状態は
食べるたびに歯の間にモノが挟まってしまい
虫歯の再発や歯周病の原因になりかねません。

コンポジット・レジンは最初はペースト状の柔らかい素材であり
ペーストを充填した後、特殊な光を照射して固めるのです。

カンのいい方はもうお気づきですね。

コンポジット・レジンでは、失われた歯同士の「タイトな」接触関係を
回復するのはきわめて難しいのです。

したがって、コンポジット・レジンでいけるかどうかは
「隣の歯との接触状態が確保できるか」
にかかっているというわけです。

それでは実際のケースで見てみましょう。


歯と歯の間から虫歯が発生しているケースです。

しっかりと虫歯を取りきった結果・・・

かろうじてオリジナルの歯同士の接触が保たれています。
ここがポイントです。


ここまでの原則をきっちりおさえれば
あとはEZ DO DANCE。

・・・もうすぐアラフォーですから。Orz

あおぞら歯科クリニック