都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.322
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
日増しに秋らしさが感じられる今日この頃
皆さんいかがお過ごしですか。
そんな秋の夜長を楽しく過ごす
素敵なうんちくをあなたに・・・
「あっおウ~~~~ン」(ジェットストリーム風)
インプラント治療は従来の治療に比べ
むずかしい治療方法なのでしょうか。
ある意味では真実ですが、別の視点で見ると
従来の治療に比べ、技術的には易しくなっています。
確かに、従来の歯科治療では
顎骨の中にインプラント体を埋入する
といった外科治療はなじみがないものでした。
それゆえ、しっかりとした解剖の知識と
十分な術前の治療計画がなければ
危険を伴う難しい処置といってよいでしょう。
しかし、正しい治療計画によって
一度インプラントが埋入されれば
その後は従来の歯科治療に比べ
とても簡便になりました。
歯科治療の歴史は
材料の精密さの追及といっても過言ではないくらい
歯と修復物との適合状態の向上に心血が注がれてきました。
従来は、歯科医が患者さんのせまい口腔内で
フリーハンドで削りだした歯の形態に
これまたハンドメイドで形を合わせて
修復物を作ってきたのです。
ここがもっともウデの差がでるところです。
しかしインプラント治療では
すでに各コンポーネンツは
機械的に削りだされて作られているため
当たり前のように隙間なくぴったりフィットします。
そこに誤差の入り込む余地はありません。
この部分の適合は
その後の歯の寿命に大きく影響するだけに
非常におおきな福音です。
すなわち、治療の難易度のモノサシが
「職人芸的なモノ」から
「適切な治療計画の立案能力」に
置き換わるパラダイムシフトが起きたわけです。