都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.340
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
歯を失う理由・・・
それは歯周病とむし歯。
むろん間違いではありません。
が、しかし・・・
上記の2つの理由には必ず「予兆」があるはずです。
たとえばそれは歯のグラつきだったり
むし歯の痛みであったり
程度の差こそあれ、全く自覚症状もなく
突然歯を抜かなければならなくなることはまれです。
ところがもう1つ、何の前触れもなく突然やってくる
歯の「終わり」があるんです。
それは・・・・
・・・・
歯根破折。
文字通り歯が真っ二つに割れてしまうのです。
歯の神経をとった後
頭の部分を再建するために
土台となる「コア」を歯の内部に装着します。
そしてこの「コア」は金属で作られるのが一般的です。
問題はこの「コア」が歯より硬すぎることで引き起こされます。
これは、竹の筒の内部に金属棒を差し込んだ状態
を想像していただければ分かりやすいかと思います。
この金属棒をさした竹筒を思い切り「こじって」みてください。
・・・竹筒がバリッと裂けてしまいますよね?
これが「歯根破折」です。
恐ろしいことにこの「歯根破折」は何の前触れもなく起こります。
ちょっと硬いものを力を入れて噛んだその瞬間に。
そしてほぼ間違いなくその歯は抜歯にいたります。
現時点では
なるべく硬すぎるコア素材を避けること
ブリッジや入れ歯の土台として余分な負担を強いないこと
くらいしか防ぐ手立てがありません。