こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!

歯を失う理由・・・

それは歯周病とむし歯。

むろん間違いではありません。
が、しかし・・・

上記の2つの理由には必ず「予兆」があるはずです。

たとえばそれは歯のグラつきだったり
むし歯の痛みであったり
程度の差こそあれ、全く自覚症状もなく
突然歯を抜かなければならなくなることはまれです。

ところがもう1つ、何の前触れもなく突然やってくる
歯の「終わり」があるんです。

それは・・・・

・・・・

歯根破折。

文字通り歯が真っ二つに割れてしまうのです。

歯の神経をとった後
頭の部分を再建するために
土台となる「コア」を歯の内部に装着します。

そしてこの「コア」は金属で作られるのが一般的です。
問題はこの「コア」が歯より硬すぎることで引き起こされます。

これは、竹の筒の内部に金属棒を差し込んだ状態
を想像していただければ分かりやすいかと思います。

この金属棒をさした竹筒を思い切り「こじって」みてください。

・・・竹筒がバリッと裂けてしまいますよね?

これが「歯根破折」です。

恐ろしいことにこの「歯根破折」は何の前触れもなく起こります。
ちょっと硬いものを力を入れて噛んだその瞬間に。
そしてほぼ間違いなくその歯は抜歯にいたります。

現時点では
なるべく硬すぎるコア素材を避けること
ブリッジや入れ歯の土台として余分な負担を強いないこと
くらいしか防ぐ手立てがありません。

あおぞら歯科クリニック