都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.600
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
みなさまあけましておめでとうございます。
2016年も多くの学びや成長があった1年でした。
多くの人と出会い、たくさんの経験をさせていただけたことに
ほんとうに感謝です。
穏やかな気候とともに幕を開けた2017年。
今年はどんな年になるのでしょうか。
院長一家はこのお正月に
かねてから娘と約束していた
「うさぎ島」にいってきました。
「うさぎ島」。
それは今の幸せいっぱいの姿からは
想像できない悲しい歴史を背負った島。
瀬戸内海の沖合に浮かぶ
一周わずか4km程度のちいさな島「大久野島」。
昭和初期、この島は「地図から消された島」でした。
旧日本軍による大規模かつ秘密裏の毒ガス製造工場。
今も島内に点在するそれは、時の流れとともに朽ちているけれどしかし
人の中に秘められた狂気をかいま見るようで
見る人を闇の深淵へと誘い込むのに十分な負の遺産です。
この地にウサギが放たれたのは1970年台。
悲しい過去を払拭するために作られた休暇村構想のマスコットとして
ウサギが選ばれたことが始まりです。
前日に立ち寄った広島では
生まれて初めて「ヒロシマ」を目の当たりにした娘たち。
教科書の中での出来事から
今も連綿と続く自分自身の歴史・ルーツとして
感じるところがあったのでしょうか。
大久野島は広島の忠海港からフェリーでわずか10分。
穏やかな瀬戸内の海を滑るように進むとその島は現れます。
上陸するとそこは・・・
うさぎだらけ(笑)。
島内に700羽(あ、うさぎは羽で数えますね)いるうさぎたちが
さっそくぴょこぴょことお出迎え。
そんなにいるか?とおもった袋一杯の野菜たちも
あっという間になくなってしまいましたとさ。
にんじんダイレクト(笑)。
想像の上をいくウサギ島に子供たちは大満足。
時間が経つのを忘れて一日中うさぎたちと戯れておりました。
悲しい過去を背負った島に
人々の笑顔があふれる姿を見ると
この島に関わった多くの方の
この上ない鎮魂となっているように思えました。
あおぞら歯科クリニックは新年1/4(水)から
通常通り診療いたします。
今年はあおぞら歯科クリニックの10周年。
さらに地域のみなさまに貢献できるよう
全力で邁進していきたいと思います。