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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.674
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
無事に二度目の接種を終えることができました。
休日にもかかわらずワクチン接種を担当される
医師、看護師、コメディカルスタッフの皆様
本当に頭が下がります。ワクチンは無論、伝家の印籠ではありません。
巷でささやかれる様々な副反応など
マイナスの面もあるでしょう。ですがこれは人類が今まで培ってきた科学です。
あらゆる統計的考察の結果、その有効性が認められた
きわめて効果的な予防策なのです。オリンピック開幕まであとわずか。
漠然とした不安や感情論に押し流されていては
日々溢れる情報に思考停止になるばかりです。必要なのは科学的考察です。
「クリティカルに考える」ことが大切です。その視点が欠けているから
為政者の対応に不信感しか生まれないのでしょう。大切なのは”Evidence based”か否かなのだということです。
2021.06.20
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.673
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
先日、医療従事者として
新型コロナウイルスワクチンの接種をしていただきました。
担当してくださったスタッフの方々に深く感謝いたします。ワクチンの是非に関しては様々なご意見があるでしょう。
ただし、いやしくも公衆衛生の一端を担う私が
私的な感情でそれを拒否できるほど今の状況は簡単ではありません。スペイン風邪の地球規模でのパンデミックから100年。
人類の叡智はこの新たな局面を打開することはできるでしょうか。感染拡大防止のために経済を止めることも理解できます。
じゃぶじゃぶと支援をばら撒くことも然りです。しかし、これらはみな「次世代へのツケ」です。
いつか支払う時が来るのです。
ない袖は振れないのですから…。ワクチンによる集団免疫がある程度獲得されるとき
そのときこそが、新型コロナウイルスの「社会的収束」
として幕引きを図る時期なのかもしれません。2021.06.15
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.672
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
四月入社の新卒歯科衛生士さん
今日も真剣に先輩に教わっています。被験者は当院の新人研修に毎度その貴重な体をご提供いただく
歯科用マネキン「しょうふう君」。あの時、私にもこんな優しい先輩がいたらなあ…(笑)
昭和世代の院長は「見て盗め」的なOJTで育ちました。
それはそれで今にして思うと、貴重な時間を割いて
何もわからない私に付き合ってくださり
短期間のうちに鍛え上げていただいたのだな、と
感謝の気持ちしかありません。どの道を辿ろうとも
山の頂は一つ。自分の仕事を好きになり
昨日の自分を超えていくこと。それが「プロフェッショナルになる」ということです。
全国の新入社員諸君!
ガンバレ!!2021.05.28
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.671
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
三度目の緊急事態宣言下でのゴールデンウィーク
皆さんはどのようにお過ごしですか?当たり前の日常が失われてはや一年以上
その間、我々はなすべきことをなすことができたのでしょうか?かつて人類が地球規模の新感染症パンデミックに曝された時
多くの犠牲者の上に得られた教訓を
100年後の我々は生かすことができたのでしょうか?当院ではもう一年以上にわたり
直接患者さんに施術するスタッフは完全防御、すなわち
N95マスク、ヘッドキャップ、フェイスシールド、ガウン
を装備しての診療を続けています。できること、やるべきことを粛々と続けていくこと。
それだけが未来を創ると思うからです。
今回のゴールデンウィーク中は
古くなってきた診療チェアー表皮の張り替えを行なっております!長年使ってきた愛着のある診療チェアーですが
一昨年の改装に合わせてテーマカラーの濃紺に張り替える予定でしたが
新型コロナウイルスの影響でなかなか着手できずにいました。やるべきことを粛々と。
当院は5/2(日)〜5/6(木)まで休診とさせていただいております。
お休み明けにはパリッと新しい診療チェアをご利用いただけます!2021.05.02
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.670
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック副院長の池田えり子です!
先日行われた顎顔面矯正ベーシックコースにて
微力ながら受講生の先生方の講義を受け持たせていただきました。2020年はコロナ禍によって
多くの先生方が学びの機会を奪われてしまいました。感染予防対策を徹底しての開催ではありますが
やはり実技が大切な歯科医師の研修は
経験豊富なインストラクターが直接指導するのが上達への近道です。会場は多くの若い先生方の熱気であふれていました!
新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ予断を許さない状況ですが
対策を徹底しながら、少しずつ前進していきたいと思います!2021.04.08
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.699
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
2021年も、はや二ヶ月以上経ちますが
なかなかコロナウイルスの”社会的”収束が見えてきません。昔から我が国は
最後の肝心なところで
科学的・数値的な根拠を場の雰囲気や感情論で覆し
大きな失敗を繰り返してきました。それが「失敗の本質」です。
またその轍を踏むのでしょうか。
我が国の対応に思うところはありますが
われわれにできることは
日々患者さんのために安全な歯科医療を提供すること。スタッフのみんなもPPE(Personal Protective Equipment)の装着はお手の物。
ムカデ競争みたいで微笑ましいですね(笑)。
2021.03.10
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.698
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
コロナウイルスに始まり
コロナウイルスと戦い
コロナウイルスとともに暮れていく2020年。人類が新たに直面した地球規模のクライシスは
まだまだ収束する気配がありません。疫学的に見てコロナウイルスが沈静化するのは
数年を要するというのが大方の意見です。
かつてのスペイン風邪がそうであったように…翻ってコロナウイルスは
この世の必ずしも必要ではない旧世界の物事を
容赦無く押しつぶし、はるかかなたへと押し流していきました。例えていうなら10年。
10年の時が一気に、容赦無く、強引に早送りされた感があります。
「○○年後には無くなること」や「○○年後にはこうなっている」
など、まだまだ先のことだと思っていたことが
一瞬で現実になったこのタイムリープ感。変化についていくことができないものは
容赦無く「過去のもの」とされてしまうことでしょう。われわれにアフターコロナを生き抜き、続けていく資格があるのか?
常にそのことを自問自答し、試行錯誤を続けてきた一年でした。
訪問診療をはじめ、外来でも
コロナ対策のため多くの患者さんにご不便をお掛けいたしましたが
2020年を終えて一つ確かに確信したことは
「歯科医療の重要性」です。口腔はすべての臓器へと続く入り口。
それはウイルスやバクテリアにとっても同じこと。口腔の健康をおろそかにすることが
いかに危険なことかを改めて実感した2020年。巷では「コロナ慣れ」なる油断が広がっています。
あおぞら歯科クリニックでは2021年も
できうる最大限の感染予防を行いながら
「口腔の健康の番人」として戦い続けていきます。
ついにあざも出ました(笑)それが当院を選んでくれた患者さんとの約束だから。
当院は
12/29から1/4まで
休診とさせていただきます。今年は静かなお正月になりそうです。
皆さんももう少しだけ、あと少しだけ
STAY HOME。2020.12.29
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.697
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
長年当院の訪問診療を支えてくれた診療車
その名も「スバル・サンバー」。特にスバル独自の設計による、いわゆる「内製サンバー」は
軽自動車規格の車体ながら、4輪独立懸架の足回りや
なめらかな吹け上がりの4気筒エンジンを車体後端に搭載する
いわゆる「RRレイアウト」など、独自の特徴を有しており
誰が言ったかは知りませんが
「農道のポルシェ」
の異名をとる名車(迷車?)です。先日、ふとメーターに目をやると、そこには
「99,999km」の文字が!!慌てて車両を路肩に停車する院長。
十分な安全を確認したのち
再びメーターを確認するとそこには・・・「100,000km」の文字が!!
キタ━(゚∀゚)━! !
先日もイグニッションの故障から復活し
ますます絶好調な当院のサンバーくん。まだまだ一緒に働きますよ!!
2020.10.16
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.696
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
世界の歴史を分断した新型コロナウイルス。
今まで当たり前だった日常が、日常ではなくなってしまったことを
世界中の人々が少しずつ受け入れ始めています。前に進んでいくために。
当院では緊急事態宣言以後
直接患者さんを施術する歯科医師および歯科衛生士には
滅菌ガウン、ヘッドキャップ、フェイスシールド、そしてN95マスクを
PPEとして標準化して診療に当たっています。少し涼しくなってきましたが、真夏の時期は本当に苦しい装備です。
歯科はただ黙々と手術していれば良い診療科ではなく
患者さんに説明をしながら治療を行うことが大切です。もともとN95マスクは装着しながら会話することなど
全く想定はしていない装備です。ウイルスを通さないということはすなわち
吸入抵抗がとても大きく、息苦しいことを意味しています。それでも当院の信念として
「正しいことを正しくやる」
ことだけは譲れません。いつかこんなマスクを外して
患者さんと笑顔で会話ができる日が
もう一度来ることを願いながら。2020.10.11
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都筑区 仲町台 歯科 あおぞら歯科クリニック あおぞら通信VOL.695
こんにちは!都筑区仲町台の歯科、あおぞら歯科クリニック院長の池田智之です!
疾患を引き起こす細菌が特定され
老化現象として諦められてきた「歯槽膿漏」が
予防および、治療が可能な「歯周病」と
認識を改められて久しいですが
先日、非常に画期的なニュースが目にとまりました。歯周病と認知症が密接に関わっている可能性があるという
九州大学の研究論文です。長年歯科医師として生きていると
エビデンスの有無は置いておいて
いわゆる「臨床実感」として感じることがあります。それは
「口腔内が綺麗で、自分の歯が残っている方は若々しく元気である」
という事実。歯周病は口腔内の特定の細菌が引き起こす感染症です。
歯周病菌が放出する物質は人体に有害であり
周囲の健康な組織を破壊します。最近では、この歯周病菌が血管の内部に入り込み、心筋梗塞や早産など
人体に様々な悪影響を及ぼすことが示唆されています。さらに今回、認知症の発症機序にも深く関わっている
可能性が明らかになってきました。まさに「万病の元」。
予防するには、定期的な歯科医院でのスケーリング(歯石除去)
が効果的なことも、すでに明らかになっています。現在、歯科の健康保険システムは
この歯周病メインテナンスに大きく舵を切ってきました。なぜなら、定期的な歯周病メインテナンスを行うことが
将来の重篤な疾患の予防に明らかに有効で
ひいては膨れ上がる国民医療費の抑制に役立つからです。最後に歯医者さんでメインテナンスをしてもらったのはいつですか?
思い出せない方は・・・ 要注意ですよ!!
2020.10.07